先日住宅版エコポイント制度の説明会が大津であり、参加してきました。
平成21年12月8日に、閣議決定された「明日の安心と成長のための緊急経済対策」に盛り込まれた制度です。
「エコリフォーム」「エコ新築」の両方が対象となり、工事内容に応じてポイントが受けられるというものです。
ただ重要なのは、平成21年度第2次補正予算が国会で成立しないと、この制度は実施されません。
１ 開始時期
補正予算の成立日以降に、原則として、工事が完了し、引き渡された住宅が対象となります。
ただし、新築住宅については、平成２１年１２月８日以降に建築着工したものに限ります。
２ エコポイント発行の対象
（１）エコリフォーム（ａ又はｂに該当するもの）
ａ）窓の断熱改修（内窓にサッシをつけて二重サッシにする、窓ガラスを複層ガラスに取り替えるなど） ｂ）外壁、天井又は床の断熱材の施工
※ ａ又はｂに併せて、バリアフリーリフォームを行う場合は、ポイントを加算することとします。
（２）エコ住宅の新築（ａ又はｂに該当するもの）
ａ）省エネ法のトップランナー基準相当の住宅
ｂ）省エネ基準を満たす木造住宅
｢ｴｺﾎﾟｲﾝﾄ｣
昨年からよく耳にするようになった言葉です。 今までは､ｴｺﾎﾟｲﾝﾄがもらえる対象商品は ｴｱｺﾝ､冷蔵庫､地ﾃﾞｼﾞ対応ﾃﾚﾋﾞでしたが､住宅の新築･ﾘﾌｫｰﾑもｴｺﾎﾟｲﾝﾄの対象となりました｡ ｴｺﾎﾟｲﾝﾄとは､地球温暖化対策の推進､経済の活性化を目的として ｽﾀｰﾄした制度です｡ 国の定める省ｴﾈ性の高い商品等を購入することによりｴｺﾎﾟｲﾝﾄがもらえ､指定の商品､ｻｰﾋﾞｽと交換することができます｡
【エコリフォーム】
平成22年1月1日〜12月31日に工事着手したもので、平成21年度補正予算成立後の完工に限ります。
ｴｺﾎﾟｲﾝﾄの申請期限については､二次補正予算後に詳細を公表する予定です。
・申請は､原則として住宅所有者です｡ 個人､法人を問いません｡
･申請は対象工事完了後､事務局(都道府県毎に設置予定)の窓口への持ち込み､または事務局宛に申請書類を郵送することで行うそうです｡ 事務局は今後公募により決定されます｡
商品券､ﾌﾟﾘﾍﾟｲﾄﾞｶｰﾄﾞ､省ｴﾈ等に優れた商品やなどが対象となる予定です｡ ただし､発行されるﾎﾟｲﾝﾄ数も大きくなることから交換対象は多様化されると思われます。
発行されるﾎﾟｲﾝﾄ数は､新築住宅で30万ﾎﾟｲﾝﾄ程度､ﾘﾌｫｰﾑで15万ﾎﾟｲﾝﾄ程度と見込まれます｡
詳細は国土交通省のHPにてご確認下さい
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000017.html
